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歯磨きテクニックについて

こんにちは。歯科衛生士の田部です。ジメジメとした日々が続いていますがもうすぐ梅雨明けするそうなので嬉しいです!

今回は効率よくプラークを落とす歯磨きテクニックについてお伝えします!

まずプラークとは、細菌の塊のことです。プラークの中には、歯周病菌やむし歯菌などさまざまな細菌がいるので、毎日の歯磨きでしっかり落として、溜めないことが大切となります。

 

では歯磨きには7つの大事なことがあるのでお伝えしていきます!

プラークはみがいておとすもの

排水溝のヌメリはシャワーをかけただけでは落ちないのと同じように、マウスウォッシュなどの液体だけではプラークは落ちません。しっかりとブラシを使ってこすって落としましょう。

まずは歯ブラシで磨けるレベルを上げる

歯間ブラシやフロスなどできれいにすることはもちろん大切ですが、まずは歯ブラシで磨けるレベルを上げてお口の中全体をきれいにすることが大切です。そのうえで落とせないプラークがあればフロスなどを使いましょう。

歯磨きは歯を磨くもの

実際磨いてもらうと、歯ブラシの毛先のほとんどを歯ぐきに当ててしまっている方は意外と多いです。プラークが溜まりやすい場所の一つが歯と歯茎の境目です。プラークが付着しているのは歯の面なので、ブラシを歯に当てることを意識しましょう。

④ブラシの当たったプラークだけが落ちる

闇雲にブラシを動かしても、しっかり当たっていなければ落ちません。プラークをしっかり狙い撃ちしましょう。

歯ブラシを90度に当てると、プラークは落ちやすい

浴室のタイルについた汚れをブラシで落とす際、その面に対しブラシを90度に当てて動かすのと同様に、歯面に対しても90度で当てると落としやすいです。

プラークはツルツルな面よりも「くぼみ」に付く

前歯の平らな部分からむし歯や歯周病が発症することはありません。プラークがたまりやすいくぼみは歯ぐきに近い部分が多いです。この部分に歯ブラシが当たるように意識しましょう。

歯の丸みを意識して歯ブラシをあてる

歯は丸みを帯びています。この丸みに応じて歯ブラシの傾きを変化させてみがきましょう。

 

ではこれをふまえた上で具体的なはみがきのテクニックをお伝えしていきます!

歯ぐきにダメージを与えないよう、歯ブラシを少し倒してみがく

歯と歯の間(歯間部)は複雑な形をしていて、最もプラークが溜まりやすい部分です。ここには“歯ぐきの山”もあります。強い圧で横みがきをすると、歯ブラシが歯ぐきを刺激し、歯ぐきが下がってしまうことがあります。

◎まず、歯の面に対し歯ブラシを90度に当てます。

◎そのあと、歯ブラシを歯ぐき側へ少し寝かせます。歯ブラシの側面を、歯ぐきに沿わせるようなイメージです。

◎その状態で歯ブラシを小刻みに軽く動かすと、毛先が歯間部に入っていきます。

 

歯ブラシを歯ぐきに沿わせた状態で、隣の歯間部へ移動させてみがく。

◎歯と歯の間(歯間部)をみがいたら、隣の歯間部へ移動していきます。その際は、歯ブラシを歯ぐきに沿わせたまま移動します。

◎隣の歯間部へ移動したら、歯ブラシをまた小刻みに動かします。

◎歯間部を中心にみがいていますが、歯間部と歯間部のあいだの歯の平らな面も自然にみがけていることになります。

 

なかなか難しいので大変ですが磨き方などわからなければ磨き方をお伝えしますのでご質問ください!

これらをふまえた上で効率よくプラークを落として予防していきましょう!!