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歯ブラシの交換時期と選び方について

こんにちは。歯科衛生士の飯田です。
朝晩の風が少しずつ涼しくなり、季節の移り変わりを感じるようになりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、毎日のお口のケアに欠かせない「歯ブラシ」についてのお話です。患者さまからよくいただくご質問に「歯ブラシはどのくらいで交換すればいいの?」「どんな歯ブラシを選べばいいの?」というものがあります。身近な道具ですが、使い方や選び方によってお口の健康状態が大きく変わります。

歯ブラシの交換時期は1か月が目安

歯ブラシは毎日使うことで毛先が徐々に広がり、清掃力が低下します。一般的には1か月に1本を目安に交換することが推奨されています。毛先が広がってしまうと、歯面や歯と歯の間にうまく当たらず、プラーク(歯垢)が残りやすくなります。また、広がった毛先で磨き続けると歯ぐきを傷つける原因にもなります。

「まだ使えそうだから」と長く使用される方も多いですが、清掃効果が落ちてしまってはせっかくの歯磨きがもったいないものになってしまいます。毛先が広がる前、もしくは1か月を目安に新しいものへ交換する習慣をつけましょう。

自分に合った歯ブラシを選ぶポイント

歯ブラシにはさまざまな形や硬さがあります。ご自身のお口の状態や歯並びに合わせて選ぶことが大切です。

  1. 毛の硬さ
     「ふつう」がおすすめです。硬すぎると歯ぐきを傷め、柔らかすぎると汚れを落としきれないことがあります。ただし歯周病で歯ぐきがデリケートな方や、術後で優しく磨きたい方は「やわらかめ」が適しています。

  2. ヘッドの大きさ
     お口が小さい方や奥歯の届きにくい部分が気になる方は、小さめのヘッドが便利です。細かいところまでしっかり届きます。逆にお口が大きい方や一度に広く磨きたい方は、やや大きめのヘッドでも問題ありません。

  3. 毛先の形
     平らなカットは歯面全体を効率よく磨けます。山型や先細タイプは歯間や奥歯の溝に届きやすく、細かい汚れが気になる方に向いています。

  4. 柄(グリップ)の形状
     滑りにくく、持ちやすい形を選びましょう。握力が弱い方には太めのグリップがおすすめです。

歯科医院での相談もおすすめ

市販の歯ブラシは種類が豊富で、どれを選んでよいか迷ってしまう方も多いと思います。そんなときはぜひ定期検診で相談してみて下さい。歯科衛生士があなたに合った歯ブラシを紹介してくれます。歯間ブラシのサイズやフロスの通し方のコツなども伝えられるのでぜひ検診時にご相談ください。